外国人材を介護業界で有効活用するには?
介護の分業化を図る事です
メンタルケア
サービス利用高齢者とのコミュニケーション能力を
必要とする業務は 日本人スタッフを中心に
フィジカルケア
排泄・入浴・移乗・掃除などの体力を
必要とする業務は 外国人スタッフを中心に
フィジカルケアの補助要員としての活用
外国人材を介護業界に導入する限りは、最低限度のJFT-Basicという日本語能力はもちろんのこと、
「介護スタッフ」として、着替え・誘導・移乗・排泄・入浴・配膳・掃除などを『補助即戦力要員』
として、これらの行為がある一定程度の基準で行える事が必要です
外国人材が日本に働きに来る目的は、高い収入が一番の大きな魅力です。
その為には、少しでも多く残業をして手当の多い夜勤にたくさん入る事です。
特に手薄になる土曜・日曜や年末年始などは喜んで勤務に入ってくれます。
この意欲を最大限に活用する事です。
「わかる」よりも「できる」教育重視型カリキュラム
『座学』を中心に日本語だけを学び、挨拶程度の片言の日本語が話せるだけでは
介護業界で役立つ人材だけとはいえません。
「排泄介助」「入浴介助」「移乗介助」「誘導介助」「バイタルチェック」
「配膳」「下膳」「口腔清拭」等の基本的業務をある程度行える事が重要です。
当機構は、スリランカ、インドの大学や専門学校、及び送り出し機関との間で外国人材育成等に
関する協定を締結。
介護職員初任者研修初任者レベルの教育プログラムを実施し、
この研修を修了後、試験に合格した者のみを日本へ送り出し、受け入れる事を決定しました。
しかし介護にとって最も重要な「記録」や「報告書」については
JFT、JLPT・N3レベルでも大きな課題が残ります。
外国人にとって、堪能な日本語能力を身につけるのには、5年10年の時間がかかるのは当然です。
その問題を解決していくために
「介護記録ソフト」等の導入は欠かせないものになりますから
そのために必要なキーワードの介護単語の取得に注力を注ぐ指導。
実技としての介護指導を、動画や写真など活用しながらも
実際に疑似体験をし行為として反復訓練する事が最重要です。